【事業内容】
ウェブマスターツールの「HTMLの改善」に関しての見方を紹介致します。
左側メニューの検索のデザインからHTMLの改善を開いて頂くと以下のような画面が出てきます。
ここではサイト内各ページのメタデータやインデックスの問題点をGoogleが抽出し教えてくれます。
メタデータ
・重複するメタデータ
descriptionタグの文言が重複してしまっている。
・長いメタデータ
descriptionタグの文字数が多すぎる。
・短いメタデータ
descriptionタグの文字数が少なすぎる。
タイトルタグ
titleタグの重複や、未入力。
インデックス登録できないコンテンツ
画像や動画などのコンテンツが何らかの理由により表示されない(インデックスされない)。
問題点のあるリンクをクリックすると、各ページの現在の入力情報とページ情報が出てきます。
CMSを使っている場合に問題がよく出てくる
WordPressなどのCMSを導入しているサイトでは、よく重複や未入力の問題点が出てくる場合があります。
ECサイトなどでは、商品を検索する場合にサイト内の様々なコンテンツから商品ページにアクセスできるようになっていることが多いため、同一ページが存在してしまう場合が有るからです。
大手ショッピングサイトなどでは膨大な数の問題ページが表示されてしまうことも多いです。
だからといって見過ごしているわけにはいきません。
その場合はcanonaicalタグで正規URLを指定する方法が一般的です。
方法は簡単です。
<link rel="canonical" href="正規のURL"/>
を重複と見なされている各ページのheadセクション内に追加していきます。
WordPressの場合はプラグインを導入する事でcanonicalタグを入れるよう設定する事が可能ですのでそちらを試してみてください。ページネーションの場合
例えば、何かの記事を書いている際のカテゴリページや、同ジャンルの商品を紹介している場合、よくサイトの下部に1.2.3...など、その情報に関するページ数が増え、結果的に同じようなページが複数存在することがあるかと思います。
ここのページのメタタグ情報にそれぞれ、○○に関して1ページ目、○○に関して2ページ目など記載を変えて情報を入力していても、Googleから重複と見なされてしまいます。
こういった場合、canonicalタグを使うことは得策ではありません。
そこで、下記の方法で改善することが可能になります。
1ページ目
<link rel="next" href="2ページ目のURL" />
2ページ目
<link rel="next" href="3ページ目のURL" />
<link rel="prev" href="1ページ目のURL" />
<link rel="next" href="4ページ目のURL" />
<link rel="prev" href="2ページ目のURL" />
<link rel="prev" href="前ページ目のURL" />
という形で記載をすることで、それぞれのページを一つのコンテンツとしてGoogleが見なしてくれます。まとめ
重複などの問題が見られる場合は早めに修正する事をお勧めします。
地道な作業になるかもしれませんが、簡単にGoogleから評価を上げることは難しくなっている時代です。
特にメタタグの最適化はGoogleからだけではなく、ユーザーからの評価にも直結します。
今後サイトへのトラフィックを増やす上では重要な改善点になってくるでしょう。