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Google Analytics 改善マニュアルまとめ

Google Analyticsでは様々なユーザーの動向を数字データで見ることが可能です。
しかし、ただ眺めているだけでも何をしたらいいのかわからない、修正改善をしていくのが手間になっている方も多いのではないでしょうか?

今回、ページに関する解析の改善案を幾つかピックアップさせていただきましたので、サイトの課題点を改善するための参考にしみてください。


5つの問題点


Google Analyticsを開いた際に左側にあるメニューの"行動→サイトコンテンツ"からページに関する解析データを見ることができます。

ページごとの解析においては、直帰率、離脱率が高い、滞在時間が短い、などの問題点が見えてきます。
その際の課題点はおおよそ下記が問題になっていることが多いです。



1,title、descriptionが最適ではない
ユーザーは検索結果から流入する際、title、descriptionを見て判断します。
そのページがユーザーが求めている内容になっていない、つまりページ内容とミスマッチを起こしている場合には直帰率や離脱率が下がってしまいます。
お客様のニーズに合わせて、そのページを表示させると最適な答えが返せるかどうかをまず考えてtitleとdescriptionを記載する必要があります。

2,ページの表示までに時間がかかっている(ページ内コンテンツの容量が重い)

ページ内において、各ファイルサイズが重すぎていませんか?
例えば画像や動画、Flash等を配置している場合、容量が大きいためページを表示させるまでに当然時間はかかってきてしまいます。
多くのユーザーは表示時間が2秒を越すとイライラしてしまうそうです。
最低でも1秒以下で表示できるよう、ファイルのサイズを縮小、または無駄なコンテンツは消すように心がけましょう。

3,導線が分かりづらい
ページに流入したとしても、次のページをクリックしてくれるような構成になっていなければユーザーが離脱していってしまうことが多いです。
しかしながら、そのページでお客様の要望に完結できる内容になっていれば問題ない場合もあります。(そのページからCVが多いLPの場合など)
ただそこから、リピーター客を増やすためにサイトををよく見てくれて再度訪問したいと思ってくれるような作りにするためには、やはりサイト内の各ページを巡ってくれるようなリンクを分かりやすく配置したほうが良いでしょう。

加えて、パンくずリストを配置することも大事です。
何のカテゴリのページなのかを示す、または巡ってきたページに戻るためです。
これが有る無いで数字が大幅に変わってきます。


4,読みにくい

そもそも読みにくいテキストになっている場合、大幅に離脱が増えてしまうでしょう。
テキストサイズや色、フォントはしっかりお客様に読みやすいですか?
または文字数が多いためにページが以上に長くなってしまう場合などは、ページを分ける必要があります。


5,広告ばかりが大きく表示されている

ユーザーのニーズに応えられる内容とは関係ない広告ばかりが表示されていると、どれが見たい内容なのかをしっかり示すことができず、離脱が大幅に上がってしまうでしょう。
加えて、Googleもそれに対応するべくペイデイローンアップデートにて、ペナルティを課すこともあります。





仮説を立ててみる


まず解析データを見る際にはなぜ悪いのか、なぜ良いのかの仮説をいくつか立ててみることが大事です。
Google Analyticsはあくまで、ユーザの動向を数値化しただけのものですから、解析データだけでは紐解けないものも必ず出てきます。
業界の動向やその他の要因によってデータが左右されることもしばしばです。

なので、解析の数値をまず土台にして、いろいろな視点から原因を見つけ出しPDCAサイクルを回してみてください。