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リスティング広告のメリット・デメリット



リスティング広告は運用次第で非常に費用対効果の高い施策と言えます。
ただし、実際に運用するにあたって、基礎的な内容をまずは知っておかなければなりません。
今回はメリットとデメリットという観点での特徴を紹介します。


メリット


・すぐに出稿できる

リスティング広告では、アカウントを作ってキーワードや広告分の作成等の設定を行えばすぐに出稿が可能です。
審査などで若干の時間は要することがあるものの、他のwebマーケティング手法よりは早く反映させることができます。
つまり、それは正しい運用方法さえ行っていれば、費用対効果が出せるということにも繋がります。

・ユーザーの絞り込み

リスティングの最も大きな特徴は、興味のあるユーザーを流入させるために、様々な設定を行えることです。
検索キーワード、配信の時間帯、デバイス、地域、広告文等を変えることによって、ターゲットユーザーに対してのみに的確なリーチが可能になります。
設定をしっかり行っていれば、無駄な広告費を極力抑えることができます。

・ある意味成果報酬

一般的なリスティング広告のほとんどは、クリック課金による予算消化となるため、ユーザーがサイトを開かなければ金額はかかりません。
更に、出稿する際は金額等を自分で決めることができ、自由に配信の停止もできるため、広告主に合った出稿が可能です。
なので、手軽に無理なく広告を出せるということも特徴となるでしょう。


デメリット


・手間がかかる

リスティング広告で成果を出すために一番欠かせないのは、日々の細かな設定です。
ここをやるか、怠るかで成果が180度変わってきます。
しかし、広告文や出稿キーワード、金額設定などを一つ一つ見直すPDCAサイクルにはもちろん時間も人手もかかります。
それを実践できるだけのリソースが無ければ広告費が無駄になってしまうでしょう。

・費用がかかる

自社でもできるSEO対策とは違い、リスティングでは出稿先(GoogleやYahoo!等)への掲載費用が必ずかかります。
更に、クリック単価は入札方式で決まるため、上位表示させるためには1クリック数百円?数千円まで上がることもあります。
競合他社も多い広告のため、それなりの費用をかけなければ成果を出すことは難しくなる場合もあるでしょう。

・審査落ちで出稿できない場合もある

場合によっては出稿できない場合もあります。
理由は様々なのですが、主には広告分の誇大表示(?の効果100%、日本で第一位等の最上級表現)や法律に触れる内容がある場合、業種や商材自体が審査に通りにくい場合もあります。
日々、審査内容も変わっており、出稿途中で掲載が止まってしまうこともあるため、予め入稿規定は必ず確認しておく必要があります。


まとめ


リスティング広告を出している方も、これから出そうと思っている方も、リスティングの成果を最大限引き出すためにはメリットとデメリットなどの特徴は必ず知っておかなければならないでしょう。

より費用対効果の高くなる運用のために、少しでも参考になればと思います。