リスティング広告を運用するためには、Google AdWordsやYahoo!プロモーションにアカウントを作成する必要があります。
そのアカウント内の構成要素として大きく四点挙げられます。
・キーワード選定
・広告文作成
・クリック先ページ(ランディングページ)の設定
・金額管理
これらを最適化することで、リスティング広告の効果を最大限、引き出すことが出来ます。
今回、その内の一つである「キーワード選定」を取り上げます。
リスティング広告はユーザーがクリックした分だけお金が掛かるというクリック課金制のものです。
つまり、少ないクリック数でコンバージョンに繋げることがリスティング広告を運用する上で最大の目的になってきます。
そのため、ユーザーがどのようなキーワードで検索をしていて、どんな意図が隠されているのかを想定し選定を行うことが非常に重要になってくるのです。
キーワードを選ぶ際にはGoogleのキーワードプランナーを活用することをお勧めします。
その中でも重要な項目は「月間検索ボリューム」と「競合性」です。
「月間検索ボリューム」とは、1年間を通した月間の検索平均数値です。ユーザーの需要はある程度ここから読み取れるかと思います。
「競合性」に関しては低・中・高の3段階で示されており、高ければ多くの広告主が競合しているため、クリック単価の高騰などが見込まれ、上位表示をさせるための難易度が高くることを意味します。
しかしその分、人気が高く、魅力的な分野であるとも言えます。逆に、競合性が低いというのは、ニッチな分野であることが多いです。
狙い目キーワードとしては、月間検索ボリュームが高く、競合性の低い、尚且つコンバージョンに繋がると想定されるものを選ぶことが望ましいでしょう。
ニッチな分野でありながら検索された回数が多いということは、ニーズがあるにも関わらず、競合が少ないということです。
キーワードの選定は、リスティング広告を運用する上で土台となるものですので、決して蔑ろにすることはできません。
細かい作業になるため、一番手間になる部分かと思いますが、多少時間が掛かってしまったとしても、しっかりと分析を行って下さい。