近年のスマホ普及率に伴い、スマホ向けサイトの変換、制作が非常に重要になってきています。必要性やメリットを本稿にて紹介致します。
スマートフォンの普及率は年々増加の一途をたどっています。
国民のスマートフォンの所有状況は2015年、約50%に達しているとのデータが公表され、Google検索におけるモバイルのトラフィック量はもはやデスクトップ(PC)を超えていると報告されています。
ユーザーの環境が変わってきたことで、より利便性を考えたサイトの構成にしなければなりません。
例えば、PCサイトのままではスマホで閲覧した場合、文字やリンクが小さかったり、拡大すると他の部分が隠れてしまったりと、ユーザーからすれば非常に見づらいサイトになってしまいます。
結果的にコンバージョンの低下に繋がってしまう恐れが非常に高いので、スマホ対応は今や必須と言えるでしょう。
当然のことながら、スマホの画面はPCに比べて小さいことが大きな特徴です。
画像やテキストの閲覧、リンクのクリックが指で操作されることを前提にスマホの画面向けサイズに変換されることによって、ユーザーのストレスを低減させることができます。
欲しい商材がサイトに掲載されているのに、見づらいせいで離脱につながることは非常にもったいないことです。
快適にサイトの閲覧をしてもらうことが何よりも優先されることなので、機会損失を極力減らすことができるでしょう。
スマホがPCと決定的に違う部分として、電話機能の有無が挙げられるかと思います。
スマホ対応サイトの制作方法によって、お問い合わせボタンをクリックしたら、電話画面が起動され、すぐにお問い合わせに繋げてしまうことができます。
特に不動産や美容院、サロンなどの予約・確認が必須のサイトでは重要なポイントではないでしょうか。
Googleは2015年4月にモバイルフレンドリーアップデートを全世界で実施しました。
スマホ対応化しているサイトが検索順位において優遇されるアルゴリズムアップデートです。
Googleは検索エンジンとしての質を向上させるため、ユーザーの利便性に常に着目しています。
スマホ対応しなければ、SEO的な観点で見ても、不利に働いてしまうでしょう。
最近では、一般消費者向け(BtoC)のWebサイトに関しては、スマホ対応していないところの方が少なくなってきている印象があります。
コスト面や工数などを考え、まだまだ導入してないサイトも多くありますが、スマホユーザーの普及率は今後も増えていくと予想されていますので、早急に対策することをお勧めします。