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サイトのhttps化(常時SSL化)の必要性



2015年にGoogleはサイトのhttps化(または常時SSL化とも言われています)を推奨することをアナウンスしました。

サイト内の全ページURLをhttp→https化にすることにより、ネット上におけるデータの送受信を暗号化させられるため、セキュリティの向上に繋がります。

お問い合わせフォームや会員登録画面など、プライバシー情報を入力するためのページのみhttpsになっているサイトも多いでしょう。
https化がなぜ推奨されているのか、どういったメリットがあるのかを解説します。

Googleはなぜ推奨をしているのか


Googleはhttps化によりユーザーの検索行動における個人情報保護の保護を目的としています。
近頃では、いつでもどこでもネットが使える環境になってきました。
そういった環境の変化に合わせ、ユーザーの閲覧履歴や検索キーワードなどが不正に読み取られないよう、ネット環境を守る役目があります。

加えて、サイト運営者側においても、ハッキングなどの防止の役目を果たしてくれます。
サイト自体が改ざんされてしまったり、マルウェアの感染に陥る危険性をなくしていく目的です。
何よりも、https化されているサイトを見るとユーザー側も安心してサイトを見ることができるかと思います。

Googleは検索ユーザーにとって、より使いやすい検索エンジンであり続けることを目指しています。
Googleの方針として、この部分が根底にあることはいつでも変わらないのですが、使いやすいサイトの定義として、まず安心して快適にネットを見られることが大事になるでしょう。

https化におけるサイトの効果、メリット


まずサイト自体が受ける効果として上記でも上げたものも踏まえると下記が上げられます。

1、個人情報保護
2、なりすまし防止
3、検索ランキング評価における優位性


最近、なりすましのサイトも非常に多いですね。
フィッシング詐欺に引っかからないよう、SSL証明書を発行することが大事になります。
また、Googleはhttps化しているかどうかもランキングの決定要因に入ると発表しています。
つまりhttpsを導入することは、検索順位の向上を見込める要因となるのです。
ただ、https化を進めるために、企業によっては少々手間がかかるサイトもあるでしょう。検索評価を気にするのであれば、他にやるべきことが有るかもしれません。
サイトリニューアルをする予定があれば、その際に一緒にhttps化の導入を進めていくことも有りだと思います。

まとめ


httpsの導入は間違いなく必要と言えます。
ユーザー目線で考えた時に信頼感があることに加え、サイト運営者にとっても様々なリスク回避が見込め、サイトの評価も上げられるからです。
ただ、非常に手間がかかってしまう等の厳しい事情がある場合は無理に導入しなくても良いかと思います。 タイミングが来た際に導入を検討してみてください。