除外キーワードを各アカウント毎に登録することで、必要性の無いキーワードでの広告表示を防ぐことができます。
関連性が低かったり、目的にそぐわない意図がうかがえるキーワードに対しては、積極的に除外キーワードの設定を進めていきましょう。
主に、「部分一致」「フレーズ一致」「絞り込み部分一致」の3種類を活用している際には必要になってくるところでしょう。
上記3点は、拡張範囲をある程度広げ、関連性のあるキーワードで広告表示をさせるので、意図しないキーワードの流入は大いに出てきます。
例として、下記のような広告主がいたとします。
業種:パソコン専門修理
ランディングページ:埼玉県内のパソコン出張修理サイト
本来集めたいキーワードとしては
「埼玉 パソコン修理」「PC修理 出張 埼玉」
などが一番当てはまるかと思います。
しかし、この広告に対して、部分一致などで登録していると
「パソコン修理 群馬」や「タブレット修理 埼玉」
などで表示や流入をしてしまうことが多々有ります。
範囲を広げすぎていることで、ユーザーの目的にも合っていません。
上記のような例が見られた場合、除外キーワードの設定をしていかなければ、無駄なクリックに繋がってしまうでしょう。
出来る限り頻繁にキーワード状況をチェックするようにしてください。
あまりに何でもかんでもキーワードを登録し過ぎると、かえって表示回数自体が下がってしまう恐れもあります。
100%関連性の無いものは設定するべきですが、「これはちょっと微妙だな・・・」というキーワードがあった際は一旦様子を見てみるのもありです。
クリック率が低かったり、コンバージョン率が悪い等の兆候が見られた際に改めて設定してみることをお勧めします。
除外キーワードは、単体だけではなく複合キーワードでも登録をすることができます。
その上で、下記のようなケースでは広告の配信がされてしまう可能性があります。
完全に省きたいキーワードが決まっているならば、単体のキーワードの設定が確実です。
ユーザーの検索キーワードは、まるで生き物のように日々変化してくるのが厄介なところです。
流入してきているキーワードの状況を定期的にチェックし、無駄なキーワード、つまりは無駄な広告費をかけないよう本稿を参考に運用をしてみてください。