今や、個人も企業も情報発信と収集のツールとして多く活用されているソーシャルメディアですが、FacebookやTwitter、Instagramなどそれぞれには見合った使い方や特徴があります。
種類がたくさんあって分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本稿では、主要なソーシャルメディアのそれぞれの特徴を解説します。
利用人数:(世界)15.9億人(国内)2400万人
中心ユーザー属性:20~40代 男女
特徴:
・実名制度
・いいね!やシェアによるユーザー間での交流が盛ん
・動画や写真など様々な投稿形態が利用可能
若い層から中高年のユーザーまで幅広く利用されている世界一のソーシャルメディアです。
企業としてはファンとの対話がしやすく、広告のオプションが豊富なため新規顧客の獲得の他、ブランディング強化の面でも運営しやすいのが特徴です。
利用人数:(世界)3.2億人(国内)3500万人
中心ユーザー属性:10~20代 男女
特徴:
・シンプルでリアルタイムな情報の拡散
・匿名での登録が可能
趣味やコミュニティなどで繋がれるため、興味関心に対しての情報を集めやすいのが特徴です。
また、リアルタイムでの拡散に長けており、テレビ番組での実況などでもよく使われます。某ジブリ番組では、1分間に何十万ツイート行くことでも有名ですね。
企業としては、クーポン情報やセール情報など、リアルタイムなキャンペーン情報を拡散しやすいので、顧客獲得に向いていると言えます。
利用人数:(世界)4億人(国内)810万人
中心ユーザー属性:20代 女性
特徴:
・画像投稿に特化
・スマホで撮った写真をすぐにアップ
・15秒ほどの動画を投稿可能
・ハッシュタグの利用が盛ん
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでユーザー数が増え続けているソーシャルメディアです。
ユーザー数が3億人を突破してからわずか9ヶ月で4億人まで到達したことでも有名です。
2015年10月から広告の出稿も可能になりました。
企業としては、アパレル関係など、視覚的にアピールしたい商材をアプローチすることに長けています。
新規顧客の獲得だけではなく、潜在顧客の獲得もしやすいことも特徴です。
利用人数:(世界)2.15億人(国内)5800万人
中心ユーザー属性:10~20代 男女
特徴:
・無料通話が可能
・スタンプ機能が豊富
・日本人の利用数が最も高い
もはや使っていない方の方が珍しいくらいになっているLINEですが、日本でのユーザー数が最も多いのが一番の特徴です。
企業としては、ビジネスアカウントを用いた宣伝で高い効果を発揮します。
リアルタイムでキャンペーンなどを配信することができ、ユーザー側からの閲覧率も高いため、店舗送客やイベント告知などに向いています。
この他にも様々なソーシャルメディアは存在しますが、主要な4種類のそれぞれ特徴を挙げました。
これから最も伸びていくソーシャルメディアはInstagramと言われていますが、また新しい切り口のソーシャルメディアがどんどんでてくるかもしれません。
配信したい情報によってどのソーシャルメディアを運営するのかを区別し、効率的な活用を目指して下さい。